ゲーミングPCを選びたいのだけど、GeForceやRadeonやら、色々とあってどう選んだらよいのかわからない…
という方に向けて、そもそもGeForceとRadeonとは何なのか、それぞれの違いと選び方について、わかりやすくまとめました!
「細かいことはいいので、それぞれの違いを知りたいよ」
という方に向けて、難しいことを省いて解説しています。
それではどうぞ。
【そもそも】グラフィックボードとは
グラフィックボードを一言で表すと、「ゲームを描写するために必要なパーツ」です。
このパーツはPCでゲームをするうえで必要不可欠なパーツで、スペックを選ぶうえでも重要となるポイントです。
このグラフィックボードは、GPUとも呼ばれます。
ゲーミングPCと言われるものには、かならずこのグラフィックボードが搭載されています。
PCにはもちろんゲーム用途ではないものもありますので、そうしたPCの場合はゲーム利用を目的としたグラフィックボードが搭載されていないものもあります。
その場合、多少のグラフィックを描写する機能はあるのですが、必要最小限に性能が抑えられているわけですね。
グラフィックボードにはいくつかの種類がありますが、今回説明する「GeForce」と「Radeon」の2種類があります。
GeForceとRadeonはグラフィックボードの2大ブランドであり、ゲーミングPCではこの2つのどちらかが必ず搭載されています。
中古ゲーミングPCのスペックを調べる際は少なくとも、この2つのうちどちらかが搭載されていることを必ず確認するようにしましょう!
(時々、これら2つのグラフィックボードが搭載されていない中古PCがゲーミングPCとして販売されているパターンもあります。 要注意。)
【グラボの代表シリーズ①】GeForce
GeForce(ジーフォース)は、アメリカ・nVidia(エヌビディア)社の製造・販売するグラフィックボードのシリーズです。
1999年から販売されており、現在にいたるまでゲーミングPCのグラフィックボードとして不動の地位を築いています。
イメージカラーは緑です。
【グラボの代表シリーズ②】Radeon
対してRadeon(ラデオン)は、アメリカ・AMD社の製造・販売するグラフィックボードのシリーズです。
こちらは2000年から販売されており、同じく現在にいたるまでゲーミングPCのグラフィックボードシリーズして展開されています。
GeForceシリーズとはライバル関係にあり、これまでの20年間、性能的には追い付け・追い越せといった競争状態が続いています。
イメージカラーは赤です。
【結局】どちらを選べばよいの?
「グラボには2種類あるのはわかった。 では、どっちを選べばよいのか?」
…というところですが、
率直に言うと、どっちを選んでもOKです。
実際のところ、この2つは競合するライバル関係にあり、性能面でどちらが極端に優れている・劣っているということはありません。
もちろん細かいところでは違いがありますが、超初心者的にはこれら2つの細かい違いをそれほど意識する必要はありません。
「GeForceとRadeonのどっちが良いのか」という所に踏み込むと、グラフィックボードのマニアックな論争に足を踏み入れることになるので…ここではすっぱり除外して考えましょう(笑)
ということで、総合的な性能はどちらも同じと考えてOKです。
どちらのブランドを選ぶかについては、好みで選んでしまってもいいぐらいです。
ブランド内の商品どう選ぶかについては、性能と価格帯で選ぶことになります。
GeForce・Radeonともに高性能なハイエンドモデル、中性能のミドルモデルなど、性能が別れています。
ともに競争関係にあるグラフィックボードですので、性能とそれに対する価格帯は非常に近いです。
どちらが特別高くて性能が良い、というものではないのですね。
かなり乱暴なまとめですが、「価格が高い方が性能が良い」と考えてしまってもOKです。
アマゾンなどの通販サイトで商品の一覧をチェックしてみて、もっとも価格が高いものが現在のハイエンドモデル、価格が安くなるにつれてハイモデル・ミドルモデルである…とざっくり把握するぐらいでもいいでしょう。
まとめ
以上、GeForceとRadeonの違いについてでした。
この2つのグラフィックボード、細かくお話するといくらでもお話できてしまうのですが、ここではざっくりと以下の項目を覚えてもらえればOKです。
- グラボは「GeForce」と「Radeon」の2種類
- ブランドによって性能的に明確な優劣はないので、どちらを選んでも良い
- 価格帯によって、性能が決まる
どちらのブランドを選ぶかよりも、対象の商品の性能で選ぶこと、やりたいゲームがしっかり動作するかどうかを判断するのがベストです。
GeForceとRadeonのそれぞれの性能の測り方については、また別記事にてご紹介しますので合わせてチェックしてみてください!