Radeonのグラフィックボードの性能を確認したいんだけど、難しい数値とか型番とかたくさん出てきてよくわからない!

大体の性能を一発で見分ける方法を教えて下さい!

 

…とお困りの方に向けて、すぐにわかる見分け方をこの記事ではまとめました。

 

この記事でまとめている方法を使えば、GeForceグラフィックボードの性能がだいたい一発で把握できるようになりますよ。

早速見ていきましょう!

 

 

【前提】グラフィックボードの性能を見分けるのはけっこう面倒

まず先にお話しておきたいのは、グラフィックボードの性能をハッキリ示す具体的な数値がないので、性能を見分けるのがけっこう面倒だということです。

 

例えばメモリなら「○GB」というように、数値を見ればその性能がすぐわかりますが、グラフィックボード(GPU)の性能の場合、これだけの数値があります。

  • コアクロック数
  • コア数
  • メモリ
  • FLOPS
  • SLI
  • 最大消費電力
  • 接続インターフェイス
  • DirectX
  • OpenGL

AMD Radeon - Wikipedia

 

なんかもう、これを見るだけでゲンナリしてしまいますよね…

これだけ見る数値が多いと、結局どの商品がどれぐらいの性能を示すものなのか、正直さっぱりわかりません。

 

しかし、これらのスペック、あまり気にする必要はありません。

Radeonでも、別の方法で性能を見分けることが可能です。

【解決】Radeonの性能を型番から見分ける方法

ということで、Radeonシリーズの性能を見分ける超簡単な方法は、以下のとおりです。

  • 頭の英語が「R」より「RX」の方が高性能
  • 「R」の後に付く数字が高い方が高性能
  • 基本的には発売時期が新しい方が高性能
  • 数字の後に「XT」など単語が付くと、無印版よりも高性能

 

上記の法則を踏まえて、Radeonの商品名・型番を見てみましょう!

ここでは例として、「Radeon RX 5600 XT」の性能を、型番からチェックしてみます。

以下が、この型番がどれぐらいの性能のグラフィックとなるのか、見分け方となります。

①グレード名をチェック

まず頭のRXというのはRadeonの最新グレード名です。

「RX」は2019年から利用されているグレード名です。

それ以前は「R9」「R7」「HD」というグレードが、過去に順番にRadeonで使われていました。

もちろん最新版の方が高性能ですので、RXは現在のRadeonで最高グレードの商品ということになります。

性能では「RX > R9 > R7 > HD」

②型番ナンバーをチェック

「RX」グレードは2013年から使われているグレードですので、RXの名前がついているからと言って最新機種・高性能なのかどうかは判断できません。

次は、型番の数字をチェックします。

RXでは、「RX5000」「RX6000」などのシリーズが発売されています。

この数字の頭1文字目がシリーズを表していますので、「RX5600」は、このRX5000シリーズの型番ということになります。

 

基本的には、この型番の数字が大きいほうが高性能です。

RX5000シリーズとRX6000シリーズなら、後者の方が後発で、性能も高いということになります。

 

また、RX5000シリーズの中にも「5500」「5600」「5700」という型番機種がいくつかあります。

ここでも、数字が大きいほうが高性能です。

5700がこのシリーズ内でもっとも高性能で、5600は2番目に高性能ということになります。

2020年現在では、Radeon RX 5600はどんな主要ゲームも快適に動く、ハイエンドモデルの位置づけです。

☑ 数字は大きいほうが基本・高性能

③高性能モデルかどうかをチェック

更に、この型番の数字の後ろに「XT」などの文字が入っているモデルもあります。

これは、同じ数字の型番の中でも少し高性能なモデルという意味になります。

例えば「RX 5600 XT」という型番なら、5600より高性能だが、5700よりは低い性能である…ということになります。

☑ 型番の後にモデル名が付いていたら、無印版より高性能

 

  1つ要注意なのですが、Radeonでは時々、上記のパターンに当てはまらない形での派生商品が製造・販売されることがあります。

例えば、RX5000シリーズと並行して、「Radeon Vega」という高性能モデルが販売されているのですが、このシリーズは上記の型番の規則に当てはまりません。

性能と販売時期順に、

  • Radeon RX Vega 56
  • Radeon RX Vega 64
  • Radeon VII

という商品が発売されています。

Radeonは時々、これまでの製造番号の規則に当てはまらない商品を販売しだすので、スペックを調べる時の混乱のもとになってます。

 

正直なところ、型番の付け方はGeForceと比べて不親切です。

【一覧】Radeonシリーズの性能と発売時期・早見表

GeForceネーミングの法則性はわかっていただけたでしょうか?

これらを踏まえて、直近7年間で販売されたRadeonのグレード名・シリーズ一覧を見てみましょう。

上の方が販売時期が新しく、高性能となります。

シリーズ名実際の製品名販売時期
RX6000シリーズRadeon RX 68002020年
RX5000シリーズRadeon RX 5600 XT2019年
RX500シリーズRadeon RX 5502017年
RX400シリーズRadeon RX 4802016年
RX300シリーズRadeon R9 3802015年
RX200シリーズRadeon R7 2602013年
HD8000シリーズRadeon HD 85702013年
HD7000シリーズRadeon HD 78702011年

 

参考までに、主要バトルロイヤルゲームの推奨スペックをまとめておきますね。

だいたいどれぐらいのスペック・販売時期の商品なら、推奨スペックを満たせるのかがわかるかと思います。

主要ゲームの推奨Radeonスペック
  • Fortnite:Radeon HD 7870
  • PUBG:Radeon HD 7850
  • PUBG Lite:Radeon HD 7870
  • APEX Legends:Radeon R9 290

 

Radeonのグラフィックボードに関しては、結構古い商品でも推奨スペックを満たせることがわかります。

それよりも重要になるのは、CPUやメモリなどの別のスペックによるところが大きいようですね。

まとめ

以上、Radeonグラボの性能を一発で見分ける方法まとめでした!

 

基本的には、プレイしたいゲームの推奨スペックを確認して、それにあったグラフィックボードを選ぶ、というのが良いと思います。

上でもお話したように、グラフィックボード自体には性能を示す色々な数値がありますが、正直なところ、型番名のみをチェックすればOKなように作られています。

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